発酵バターとは

原料のクリームに乳酸菌を加え、乳酸発酵させて作ったバターのことです。他にもできあがったバターに乳酸菌を加えて作る方法もあり、乳酸菌の種類によって味や風味が微妙に異なります。 一方、スーパーなどに流通しているバターのほとんどは、牛乳からそのまま作られている非発酵バターとなっているため、発酵バターと聞いてもピンと来ない方も多いと思います。しかし、発酵バターは栄養豊富で香り高いことから、近年注目されているバターなのです。

発酵バターの特徴

その名の通り、発酵させることでバター特有の風味が増すのが特徴です。一般的な非発酵バターは甘味やミルク感が強いのに対し、発酵バターはクリームのコクが強く感じられます。ビタミン類が豊富で、パンに塗ったりお菓子作りに使用したり、使用方法は非発酵バターと変わらず料理にも幅広く使えます。 日本では、もともと近代的な製造技術と一緒にバターが導入されたため“非発酵バター”が主流ですが、ヨーロッパなどでは古くからバターを手作りするので、発酵バターは身近な存在でした。というのも、当時の技術では牛乳からクリームを分離させる間に自然と乳酸発酵が進んでいたため、自然と発酵バターに仕上がっていたのです。こうした伝統が代々受け継がれ、ヨーロッパでは発酵バターが主流となっていきました。

発酵バターとバターの違い

バターはクリームをかき混ぜて作ります。 「発酵バター」はその原料となるクリームを乳酸菌によって半日以上発酵させてつくられます。 この発酵という一手間を加える事によって、コクが深まり、特有の風味が増すのが特徴。 ... バターの香り、味、風味の違いが引き立ちます。

発酵バターを使用した洋菓子

お菓子屋豆畑では、フレッシュ発酵バターをたっぷり加えて焼き上げた黒豆バターカステラやクッキーなど、厳選した材料を使用した洋菓子を手作りで仕上げています。 ロールケーキやプリンなどの生菓子から、カステラやマドレーヌといった半生菓子まで取り揃えていますので、ご自宅用としてはもちろん、ギフトとしても是非ご利用ください。

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